今回の記事はコーヒー豆の購入にあたり「いきつけのコーヒー店」を持ちたい方向けに書きました!
近所に気になるコーヒーショップやコーヒー豆販売店、ネット店舗があるけれど、なんとなく買えずにいる…という方の参考になると嬉しいです。
初めてのお店でコーヒー豆を買うのはハードルが高い!?
初めて利用するお店で、コーヒー豆を購入するのはなんだか緊張しますよね!
どの豆が自分の口に合うのか、その価格に見合った品質のコーヒーなのか、どのくらいの量から買えばいいのか…など、気になる点はたくさんあるはずです。
今回は、初めて利用するコーヒーショップで、コーヒー豆を買うときに気をつけたいポイントをまとめました。
- 初めてのお店でコーヒー豆を買うのはハードルが高い!?
- ①初めて利用する店でコーヒー豆を買うなら「ハウスブレンド」
- ②初めて買うコーヒー豆は100gを目安に購入するとよい
- 美味しいコーヒー豆に出会いたいなら、まずは自分の好みを知ろう
スポンサーリンク
①初めて利用する店でコーヒー豆を買うなら「ハウスブレンド」
コーヒーショップに行くと「ハウスブレンド」もしくは「店名+ブレンド」のコーヒー豆が販売されていることが多いです。目的の豆があってお店に行くなら話は別ですが、初めてのお店でコーヒー豆を購入する場合は、まずはじめに、お店独自のブレンドコーヒーを購入しましょう。
ハウスブレンドは、そのお店の中核となる商品
ハウスブレンドは、そのお店の主力商品と言っても過言ではないでしょう。わたしが働いていたカフェでも「ハウスブレンド」は取り扱いのある全てのコーヒー豆の中で、売上ナンバーワンでした!
まずは、そのお店が自信を持ってブレンドしている看板商品を購入するのが最もよいと思います。
ハウスブレンドを飲めば、お店の味の傾向がつかめる
ハウスブレンドは、基本的に「たくさんの人の口に合うような配合」で豆をブレンドしています。とびっきり個性の強いハウスブレンドは、そうないはずです。
しかし、ハウスブレンドは没個性なのか?と問われれば、答えはNOです。
ハウスブレンドは、誤解を恐れずに言えば、万人受けする味。しかし、その「みんなに好まれやすい味わい」の範囲の中で、各企業やお店ごとに、風味や香りの特徴がしっかり伝わるように考えられています。
比較的、酸味がきれいでスッキリした味わいのハウスブレンドもあれば、軽やかな香ばしさがあるもの、中深煎りでビター感が楽しめるものなど、味わいには違いがあります。
わたしが以前働いていたカフェは深煎りの傾向があったように思います。ハウスブレンドも例外ではなく、一般的な中煎り商品よりもビターな味わいに感じました。
つまり、そのお店のハウスブレンドの特徴こそが、そのお店の扱っている全てのコーヒー豆の風味の傾向になりやすいというわけです。
ハウスブレンドを飲むと、自分自身の好みを知れる
ハウスブレンドはそのお店の中で、万人受けする味。つまり、その「お店の中で最も平均的な風味である」ことが多い、ということがわかりました。
「お店の中で最も平均的な風味であるハウスブレンド」を味見すると(もっとコクのあるものが飲みたいなぁ)(苦味の少ない方が好きだなぁ)など、自分がコーヒーに求めている味わいがより明確になります。
そうすると、次に同じお店に買い物に行ったときに
・自分の好みに、より近いコーヒー豆を選びやすくなる
・店員さんに、豆の味に関する質問をしやすくなる
というメリットが生まれるのです。
わたしも以前のお店で、コーヒー豆の販売を担当していたときには
・過去に弊社のコーヒーを飲んだことがありますか?と質問する
・その日、提供している日替わりコーヒーを試飲していただき、味の感想を聞く
・味の感想に合わせて、好みの風味のコーヒーを探る
という方法で、接客していました。
※そのお店のコーヒー豆が、どう考えても低品質(割れた豆が多い、香りがほとんど感じられないなど)なら、次に購入するのはやめましょう!売れ筋のハウスブレンドがそれでは、おそらく他の豆も期待できないと思います(^^;
②初めて買うコーヒー豆は100gを目安に購入するとよい
お店にもよりますが、コーヒー豆は計り売りされていることが多いです。毎日必ず飲むからと言って、最初から大入りのものを購入してしまうと、万が一、口に合わなかったときに、なかなかのショックを受けます…(通販で経験済!笑)
とは言え、1杯分だけ購入しても、湯量を間違えてしまったり、挽き具合をミスしてしまったりすると、そのコーヒーが本当に美味しかったのかどうか判断できませんよね。
ホットかアイスか、ミルクに合うか合わないか、砂糖を入れるか入れないか、など、いろいろな楽しみ方を試せないというデメリットもあります。
まずは50〜100gほど購入し、いろいろと試してみるといいですよ!ネット店舗なら、お試しセットが販売されていることも多いです。
美味しいコーヒー豆に出会いたいなら、まずは自分の好みを知ろう
味覚は人それぞれ違うのが当たり前ですよね。苦いコーヒーが好きな人もいれば、あっさりが好きな人もいます。
お店のポップに「マイルドで飲みやすいコーヒーです」と書いてあっても、それが自分にとってマイルドである保証はないのです。
・お店の味の傾向を知り、そこからお目当ての風味のコーヒーを探す。
・最初はお試しで100gほど購入して、いろいろな方法で味わってみる。
というのが、気になるお店でコーヒーを購入するときのポイントです。一見、遠回りですが、自分好みの美味しいコーヒーに出会いやすくなりますよ!