ベトナム産コーヒーの特徴
主に、ロブスタ種というコーヒーを栽培している。
力強く荒々しい味と木のような香りで、そのままでは飲みにくい。
日本では、インスタントコーヒーや缶コーヒーに使われることが多い。
ベトナムでは、いわゆる高品質の豆(アラビカ種)はほとんど生産されておらず、いわゆるフルーツ感やナッツ感といったような繊細な味わいをもつコーヒーに出会うことは稀である。
風味・香り
フレーバーに乏しく、焦げた麦のような香りや泥臭さを感じる。
甘み
荒々しい風味が前面に出ており、甘味はあまり感じられない。
甘味を足すために、焙煎後の豆をバターで炒ることがあるほど。
コク
強烈な苦味やを感じる。
酸味
あまり感じられない。
おすすめフードペアリング【番外編】
日本国内にいる方はストレートで飲むことはないと思うので、デザート感覚のベトナムコーヒーレシピをどうぞ★
ベトナムコーヒーとは?
深く焙煎したコーヒー豆をじっくり抽出し、練乳をたっぷり加えて飲む、甘く濃厚なコーヒーのこと。
強く荒々しい味わいのベトナム産コーヒーを美味しく飲むために作られたレシピ。
準備するもの
・中細挽きの深煎りコーヒー 大さじ山盛り1杯
・熱湯 120cc
・練乳 20g~
作り方
①グラスに練乳を入れる。
②グラスの上にドリッパーを置き、コーヒー粉をセットする。
③お湯を少量注いで、20~30秒ほど蒸らす。
④ゆっくりハンドドリップする。
⑤2層に分かれた練乳とコーヒーをよくかき混ぜて出来上がり!